エフィラージュカット専用のハサミの歴史を知り、ますますエフィラージュカットが好きになってしまった。

考察・思考

夢の中でとても笑えることがあり、寝言ならぬ寝笑いを人生初披露したラパンアジールの山田です。

#けっこうな声の大きさで笑った
#自分の笑い声で目が覚めた
#たぶん疲れてるんだと思うw

いつも色々美容師としてのアドバイスをもらうメンターのブログを読んで、自分の商売道具の歴史を知ることができた。

改めて感じるエフィラージュカットの世界観。

 

▼エフィラージュカット用のハサミ。

 

エフィラージュカット専用のシザーはブラントカット用のハサミとは違うし、一般的なドライカットシザーとも違う。

エフィラージュは手のスナップ効かせたりなんたりと振り子の原理を使うことが多いので、それに合わせた重量だと思っていたけどそれだけじゃなかったです。

日本人の髪質に合わせた刃の硬さ、髪に引っかからない刃のつぶれ具合。

すべて職人が計算して作ったシザーでした。。。

#美容師じゃないと分からない解説ですね、すいません(笑)

 

 

なんとなくは知っていたけど、歴史(作られた背景)を知るとシザーへの愛着が湧きます。

もっと大切に使おう☆

 

▼どこまでも追いかける。

 

道具一つにしてもとことんこだわる姿勢から改めて感じるんだけど、Parisのエフィラージュカッターたちは本当に変態だなって思います(笑)

どこまでもどこまでも追求して、答えが出てもまだまだ追求して気付けば一周してるんだけど、2周目も追求する姿勢を忘れずに進んでいる。

そんなトップ集団に置いていかれないようにヒーヒー言いながら、ラパンアジールは追いかけているわけです。

#だから昨日のブログでも書いたような撮影とかしてるんです。

 

人によっては道具なんてなんでも良いよ。という美容師もいるかもしれないけど、やっぱり自分の道具に愛着を持って使っていた方が僕は素敵だなって思う。

 

このシザーで今まで何人の髪の悩みを解決して、これからも何人の髪を切るのだろうか?

カット技法をブラントカットからエフィラージュカットに転向して10年以上が過ぎましたが、気付けば自分の美容師人生でもっとも使っているカット技法がエフィラージュになりました。

その当時、トップスタイリストや店長などの肩書きはあったものの数をこなすだけの仕事に嫌気がさし「美容師の楽しさってこんなものだったっけ?」って思う日々が続いていました。

そんな時に偶然出会ったのがエフィラージュカット。

習い始めた当初は楽しさなんてひとつもなく、悔しさやもどかしさ、学んで正解なのか?という猜疑心さえあったと思う。

それも今は過去の話。

今はとても楽しいしカット(デザイン)の奥深さを感じて、美容師ライフが充実している。

シザーの歴史を知り、ますます楽しくカットができそうです♬