まつ毛ダニの話を思い出したので、目のシャンプーをやりたかったのですが買ってもやらなそうだからアイボンでもやってみようと思っているラパンアジールの山田です。
#アイボンってまだ売ってるのかな?
昨日のつづきのブログです☆
昨日は美容師が就職する際に気をつけた方がいいかな?と思う点を「お金」「時間」「教育」という部分から書き出してみました。
正直もっと具体的に書こうと思えば書けたのですが、長くなっちゃうのでざっくりとしたまとめだったことはご容赦ください。
それで今日は自分自身の美容師人生はどうだったのか?を振り返ってみてたいと思います。
▼自分の美容師人生。
お金と時間と教育の観点から書いてみたいと思います。
新卒で入社したお店では、当時では珍しく社会保険などしっかり完備されていてお給料は都内のアシスタントより高かったと思います。
美容師業界では最近は改善されてきましたが、社会保険なんて加入していない美容室がほとんどです。
その後いろいろなお給料システムの美容室で働きましたが、基本的には「基本給+歩合」でした。
中にはスタッフが自分の売り上げから簡単に計算できないような複雑なシステムのところもあったりして、毎月のお給料が支払われるまで不明なこともありました(笑)
#不安すぎるだろ
その後にエフィラージュカットを覚える道を志すのですが、ここで給料面はどん底になります。
その時32歳とかだったかな?お給料は最初17万円くらいでした(爆)
頑張って売り上げを上げても20万円そこそこ、、、
やばかったなぁ〜あの時は。
▼何に張るか?
多分ですがボクの美容師人生はこの32歳の時がターニングポイントになっていると思います。
それまではアシスタント時代はとにかくスタイリストになるんだ!という意気込みで毎日終電近くまで技術練習をしていました。
同期がいたから頑張れたことだと思いますし、先輩も指導をしっかりしてくれる環境でした。
アシスタント時代はとにかくお金やよりも教育環境に重きをおいていました。
その後、自分の美容師としての実力(どこに行っても支持される美容師なのか?)を試したく、転々とジョブホッパーをしていました。
このフェーズではとにかく売り上げを立てられる能力を磨いて、「自分が辞めたらこの美容室はこまるだろう」と思えるくらいの実力をつけようと必死でした。
だけど、このあたりから仕事のつまらなさも感じ始めます。
#このとき27歳くらいの若造です。
決まったパターンでカットして10分ちょっとでカットを終わらせる美学を先輩やオーナーから叩き込まれ、早くカットができるようになった自分が誇らしかったのですが数字のために仕事をしているのか?といろいろ疑問が湧き始めます。
#この葛藤は苦しいですな
▼訪れたターニングポイント。
そんな時に出会ったのがエフィラージュカット。
たまたま転職を考えていた時期でエフィラージュカットを勉強できる美容室を紹介してもらえたのですが、先ほども書いた通りお給料がどん底の状態に陥ります。
ここでは「お金」を選択するか?「技術習得」を選択するか?が天秤にかけられました。
結果的には「技術習得」を選んだわけですが、勇気のいる選択でした。
こうやって振り返ってみると、自分の場合「お金」よりも「教育環境」に重きを置いて、選択してきてるんだな。と、このブログを書きながら思いました。
どういう選択が正しいかはその時の状況などにより変わってくるとは思いますが、後悔だけはしない選択をしていきましょうね☆