街の髪型と業界の想いが、なんとなくリンクしないのが気になってしょうがない。

考察・思考

YouTubeの締めのBGMをあえて無くしてみたのですが、思いのほか寂しすぎたので次回編集分から元に戻そうと思っているラパンアジールの山田です。

 

月曜日はソムで仕事をしてきたのですが、合間で時間が空いたので中村と近所のイオンへ買い出しに行ってきました。

平日の昼間ということと、新鎌ケ谷という土地柄で街の人は主婦層が多かったのですが、職業柄みなさんのヘアスタイルは随時確認しております。笑

 

▼日中のイオンにて。

 

山田「新鎌ケ谷エリアのヘアスタイルはどこか野暮ったさを感じるよね。」

中村「たしかに、、、」

山田「特に40〜50代の方のヘアスタイル見てると、カットでしなやかさを作れていない気がする。」

中村「、、、」

山田「一方でご年配の方のヘアスタイルは毛流れとかができている。ここからどう考察する?」

中村「う〜ん、、、トレンドを捉えていない?」

山田「違うね、担当美容師の年代によって基礎技術があるか?ないか?が見えてくると思わない?おそらくご年配の方が通ってらっしゃる美容室は先生世代の美容師さんが多く、一方で40代くらいの方が通っている美容室はうちら世代もしくはそれより下の世代の美容師が担当している。」

中村「なるほど、、、」

山田「ヘアスタイルのかっこよさなどは横に置いておいて、どっちがカットを知っていると思う?」

中村「ご年配の方を担当している先生美容師の方がやろうとしていることは見えるね。」

山田「でしょ?これってお客様の問題ではなく美容師のカット技術力の問題だと思わない?」

中村「そうなるよね。」

 

▼夕方、材料屋さんとの会話。

 

山田「最近は千葉の美容師さん達どうっすか?」

材料屋さん「そうですね〜、うちでもコンテストとかやってもなかなか集まらない感じでして、クリエイティブなことにあまり興味関心がなくなってるのかな?と感じています。」

山田「そうなんですね、、、でも、みんな仕事は楽しくやってるんですよね?」

材料屋さん「そうですね、やはりお客様に寄り添って仕事がしたいという想いはある美容師さんが多いので、モチベーションが低いとかではないですね。」

山田「でも、寄り添うっていうのはどういうことなんでしょうね?」

材料屋さん「髪の悩みを解決したいということでしょうね。」

山田「なるほど、、、」

 

▼なんかリンクしないなぁ。

 

どこのどの美容師がってわけではないので、かなり抽象度の高い話になってしまうのですが、街行く人のヘアスタイル、業界の若手美容師の意識。

美容師の仕事って本来、髪をデザインすることなのではないかな?と。

もちろん髪の悩みを解決する!っていう気持ちはとても大事なことですが、その気持ちをしっかり実行するために解決方法の引き出しをどれだけ持っているのかも大事なことではなかろうか?と思うわけです。

その解決方法の引き出しの数を増やすには、普段やらないことをやって自分なりに発見していく。

クリエイティブなことをやるってそういうことなんです。

トリートメントメニューで髪の毛サラサラにすることだけが唯一の解決方だと思っていたら、危険なわけでございます。