美容師のデジタル化は進まないけど、変化は確実に起きてるから気をつけなさいよって話。

考察・思考

パンを食べなくなって体重が落ちたというメンバーさんがちょくちょく報告してくれるので、ますますパン屋さんに怒られそうな気がしてビクビクしているラパンアジールの山田です。

#パン抜きダイエット

 

今読んでいる本の一節に「新しいことを取り入れつつ、古きを大切にする。」とありました。

まさに今の時代だなぁと思いつつ、現在進行形でテレワークやDXといった仕事のやり方の変化をかんじるのですが、とかく美容師の仕事はオフラインの仕事なのでデジタルによる変化はあまり受けません(爆)

 

▼美容業界の変化。

 

美容師がデジタル化で変化を受けた大きなことってなんだろう?と思って考えたのですが、ネット予約くらいではないでしょうか?

ネット配信のセミナーなども正直コケている感は否めませんし、デジタル』と言えばデジタルパーマですが名前とは裏腹にただ熱を加えている装置に過ぎないのでデジタルパーマというネーミング事態に疑問を抱く代物ですし、、、

#なにかあるかなぁ?

とまぁ、良くも悪くも外から影響を受けにくい業界なわけですがそれでもトレンドを追う仕事なので変化するものもあります。

例えばヘアカラー、

 

 

昔はこんなカラーする人はほとんどいませんでしたしこちらが提案したところで「奇抜すぎる。」と拒否されることが当たり前でした。

しかし今はお客様の方から「インナーカラーやってみたい!」「ハイライト入れてみたい!」と要望が多いです♬

ヘアスタイルもボブからレイヤーにどんどん移行してきて、7年前からボブよりレイヤーがこれからは来ますよ!って伝えてきたことが現実になってきています。

#みんな忘れてると思うけどwww

 

 

そんな感じで僕たち美容師は外からの影響はあまり受けませんが、内部ではトレンド(流行)の影響を受けています。

 

▼否が応でも変化はする。

 

で、こういうトレンドの影響というのは受け入れないと美容師として生存できないので、自然と美容師も変化していきます。

分かりやすくいうとお客様からアッシュカラーにしたい!と注文される頻度が増えれば、勉強していなくてもアッシュが流行っていることくらいは理解できます。

こうやって抵抗なく新たな流れに乗ることもできますが、一方で変化を拒絶するケースもあります。

それがカット技術とスタイリングテクニックです。

拒絶というと語弊があるかもしれないですが、カットもスタイリングも「自分は正しい!」という想い(思い込み)が強く出ます。

良く言えばプライド、悪く言えば、、、なんだろ?笑

頑固というか、新しいことへの恐怖心というか、、、要するに成長を妨げることにもつながるってことです。

自分もまだまだ伸び代がたくさん残っているので偉そうには言えませんが、古い伝統みたいな部分は大事にしつつ新しいことにはまずは触れてみる方がいいように思います。

特にエフィラージュカットは美容師全員かじっておけよ!って思います。

というか技術は覚えなくてよくて、ヘアデザインに向き合う姿勢、美容師としての哲学的な部分、そういうところには触れておいた方がいい。

美容師からヘアデザイナーになるためには知っておいて損はないはず☆

自分が教わってきた伝統は大切にしつつ、まだ出会っていない新しい知識や情報、技術は積極的に触れてみてはいかがでしょうか?