ヨウジさんの伝記を読ませていただいたので、感想というか自分への戒め的な感じでまとめてみました。

考察・思考

金曜日でもないのにブラックフライデーセールをやっていることに疑問を抱いたのですが、ラパンジールでもクリスマスでもないのにホリデーセールをやっていたことに気づき、ブラックフライデーセールを全面的に応援することにしたラパンアジールの山田です。

#すぐに考えを変える身軽さよwww

 

すいません、バタバタしておりブログの更新が遅れてしましましたε-(´∀`; )

今日は先日メンバーさんからお借りした、山本耀司さんの伝記の読書感想を書こうと思います。

とは言っても、ただここが良かった!これが為になった!だと小学生の読書感想文になってしまうので、自分への戒め的な感じでまとめていきたいと思います。

 

▼伝記を読んで感じたこと。

 

ヨウジさんが青春時代を過ごした頃と今では時代の構造が全く異なるので、そもそも比較できるものではないですがやはりあの時代のようなデザイナーはこれから現れないのではないか?と率直に感じました。

ここには美容師も含まれ、当の山田自身もヘアデザイナーとして何か必要な要素を掴みきれていない感はあります。

ただ、最近よく思うのが自分が目指す場所への道順(人生設計)への意識が弱すぎること。

道順を迷わずしっかり進めるには情報は不可欠ですが、ヨウジさんの時代にはインターネットなんてなくて、たまたま情報を得られる環境下にいたという運はあったと思うけど、今の時代はどうだ??

逆にネットで情報が溢れ返りすぎるので自動的に選択肢が増え、迷ってしまう。

情報が無い方が良いのか?情報があった方が良いのか?分かりません(笑)

 

それでも、なんだかんだでパリのモード界をひっくり返す(常識を覆す)革命的なことをしたわけだから、本当にすごい。

で、僕はもう一人パリで革命を起こした日本人を知っているわけです。

 

 

▼美容師の世界でも革命は起きている。

 

それがエフィラージュカットを日本に伝えてくれた僕のメンターです。

歴史を遡ると、葛飾北斎などフランスに大きな影響を与えた日本人っているので日本人の底力には計り知れないものがあるようです。

ヨウジさんの原動力は「反逆」「怒り」という印象が強いのだけど、僕もどこか今の美容業界には憤りや腑に落ちない部分を多く感じている。

今年は少しだけ美容師のセミナーに顔を出してみたけど、そこでは「客単価を上げるにはどうしたらいいですか?」などの陳腐な質問も耳にすることがあり、とても耳障りだったことを覚えています。

こういう部分に山田の反骨精神が反応してしまうわけですが、ひょっとしたらヨウジさんもなにか時代の中で自分の反骨精神に触れるものがあったんだろうな。

怒りの感情は時としてモチベーションにつながるので、それが原動力になってパリで爆発したのだろうな。

今ブログを書きながら自分の中に芽生えてきた感情があります。

「自分はもっと美容業界に対して怒っても良いのではないだろうか?」と。

 

 

▼自分は何に怒りを感じるか?

 

金儲けばかり考えている美容師(もっとヘアデザインのことを考えろよ!)

対して上手くもないのに偉そうにしている美容師(お前の技術なんて世界で通用しねーぞ!)

自分で考えず答えばかり求めてくる美容師(自分で考えろ!寝る暇あったら考えろ!)

環境に文句ばかり言う美容師(周りのせいにするな、自分で切り開け!)

 

汚い言葉を並べてしまいましたが、心の中に引っかかっている(折り合いがうまくついていない)感情だと思ってます。

#個人を指している感情ではないです

#美容師はみんな誇りを持っていると思っているよ

 

ヨウジさんは生まれ育った時代からの「怒り」という燃料を携え、ファッション界を突き進んでいるのでしょう。

そんな伝記を読ませて頂き、改めて今自分が向き合っていることの意義や出会えた美容師たちのすごさに痛感させられました。