どうすればエフィラージュカットを覚えることができるか?後編

考察・思考

ビジネスコミュニティの先生にぶん投げた企画アイデアがすこぶる好評だったらしく、ワンチャン企画が通るかもしれないと期待を寄せているラパンアジールの山田です。

#5分くらいでまとめたアイデアでも
#なんとかいけるもんだな
#山田の仕事のモットーは遊ぶように働くです(笑)

 

前回の続き。

 

▼真髄に触れる。

 

何事も真髄というものが存在する。

ちなみ友人曰く、日本に伝わっているブラントカットの教育はイギリスのものとは全く異なる。と、、、

僕がエフィラージュカットを知ったとき、すでにいくつかの美容室がエフィラージュカットを謳っていた。

でも、なんだかみんな違う?ように見えた、というか、僕が最初に触れたエフィラージュカットとは明らかに違っていた。

今だから分かるけど、やはり直系エフィラージュと派生したエフィラージュでは異質なものだ。

#なのだ

 

で、なんでそんなに違いが出てしまっているのか?疑問が湧いていたのですが、エフィラージュカットを学んでいると答えはすぐに分かりました。

本家エフィラージュカットは進化し続けているから違っていたのです。

進化というと大げさな感じですが、要するに流行(モード)は変化するのだからヘアカットの考え方も変化するのは当然だよね。という考えが技術の土台に存在するのでした。

一般の方には難しい話になってきましたが、頑張ってついてきてください(笑)

ヘアデザインが変化するのは認識できていると思いますが、そのデザインを作るヘアカット技術(理論)も変化しているのが本家エフィラージュカット。

なので、何か違和感を感じた分家エフィラージュはどこかの時代で止まったままのエフィラージュなんだなと結論づいたわけです。

 

▼一次情報。

 

という歴史的な背景も考察していくと技術の奥深さを感じるのですが、こういう情報もネットだけでは探し出せるわけもなく一次情報にしっかり触れに行くということが必要です。

#一次情報=現地情報

 

なので、カット講習が終わったからすぐ帰る受講生とか見てると「アホかよ」って思うわけです。

みんな予定があるのは分かるのだけれど、その日だけはどっぷり浸かれよと思うわけです。(言葉が乱暴ですいません)

なぜ目の前に自分よりも数百倍上手い美容師がいるのに、教えを乞おうとしないのだろうか?

#中村には飲みに行けと伝えた
#ちゃんと質問してきなさいとアドバイス
#コロナ禍前の話

 

講習会が終わってお酒飲みながら、フランスの話やエフィラージュの話、ヘアデザインの話、パリコレの裏話、など教科書には載ってない内容に触れるチャンスが山ほどあるのに、、、

そういう部分にもアンテナが張れない美容師は、やはりエフィラージュカットを習得するのは難しいだろうなぁ。と個人的には思うのだけれど、どうなんだろうか?

 

#8年前の写真www

 

▼無駄な時間。

 

真髄に触れるという部分で、ひとつ明らかなことがあります。

それは「丁寧に教えてくれている間は真髄に触れられない。」ということです。

丁寧に教えてくれているということは、受講生は気を使われている状態です。

気を使われるということは、そつなく対応しているということです。

そつなく対応してくれている環境で真髄を教えてくれるわけもなく、ただただ時間だけが過ぎていく、、、

無駄だなぁ〜。

 

という感じで、とても個人的な見解ですがエフィラージュカットを本気で覚えるにはそれくらいのことをしなきゃダメなんだよ。と思っています٩( ‘ω’ )و