1980年前後に生まれた美容師。

考察・思考

水曜日はweb勉強会で0:00を過ぎ、一昨日も0:30までwebデザイナーとミーティングだったのでだいぶwebの文化に侵されているラパンアジールの山田です。

#圧倒的に働ける時間が増えました☆

 

今日も美容師ネタをお届けします。

というか、ほとんど美容師ネタなので一般の方には分かりにくいブログですいません( ´Д`)y━・~~

 

▼カットのクオリティ。

 

美容師をやっているせいか、街を歩く女性のヘアスタイルをついつい観察してしまうのですが最近の美容師さんはカットが下手になりました。

もちろんセルフスタイリングだったり、寝癖が直しきれていなかったりするので一概に言えないのですが、それでもカットが上手いか下手か?くらいは分かります。

ここでのカットの上手い下手の定義はカットライン、質感とさせてください。

たぶん僕ら1980年生まれ前後の世代の美容師は、カットのイロハはほぼ熟知していると思います。(もちろん僕らよりも上の世代はもっともっと知っていると思います)

それは経験年数が長いというだけではなく、時代の流行によってカット技術を揉まれてきたからです。

 

▼1980年生まれの美容師。

 

僕がスタイリストデビューした頃は、ヘアスタイルでいうとウルフカットが流行っていました。

今のウルフカットではなく、トップをがっつりコンケーブで切り込むようなスタイルです。

そして、髪は軽くてなんぼの時代でもありました。

参考になる写真あるかな?と思ってPC漁ってみたのですが、そもそもスマホもない時代だったので画像データが無かったです(笑)

そんな時代です。

 

その後、質感カットが業界で見直されて「基礎が大事だよね。」と原点回帰の時代へ。

その後は紀香スタイル→海老ちゃんカット→パーマ(エア、デジタル)→ボブ→韓国ヘア→カラーorトリートメント、、、

#すごくざっくり過ぎてすいませんが時代の流れです。

 

と、レイヤー入れたりボブの丸さ作ったり、薬剤の変化があったりと様々なヘアカルチャーを歩んできた世代の美容師です。

ちなみに美容師を歩む前はコギャルブームを高校生の時代に横目で見ていた世代です。

こんなに振り幅の大きい時代を生き抜いてきた世代の美容師だと、カットの上手い下手の判断は容易です。

カットが下手というのは、ベースカットが上手にカットできないから梳いてごまかす、巻いてごまかすという風になっている状態のことを言っています。

そういう誤魔化しの技術ばかり磨いているうちは、カットラインも質感も上手にコントロールできないんす。

 

なかなかカットが上手くならないのになぁ〜と感じたら、しっかり「切る」ということを意識することをオススメします☆