伝承していかなければ社会的損失は大きい。

考察・思考

YouTubeの配信がストップしているのですが、ちょこちょこ登録者が増えているのでやっぱりみんなエフィラージュカットに興味あるんだな〜とニヤニヤしているラパンアジールの山田です。

#勉強熱心な美容師好き

 

さて今日は自分の中で腹落ちしたことについて書いてみました。

ぜひ最後までお付き合い下さいませ。

 

▼伝承という形。

 

エフィラージュのコミュニティの動きがどんどん活発になってきているので、置いていかれないよう自分のアイデアや知っている情報をまとめて提出してみました。

内容はここでは書けませんが、千葉美容師ってこういう傾向があるよなぁ〜、だからこうやって打ち手は考えてもいいかもしれない。というような内容です。

まぁここからみんなで試行錯誤しながら向き合って解決していかなきゃいけないことは山ほどありそうですが、それはそれで楽しい時間になると思っています。

で、「なんでラパンアジールは加盟したのか?」という部分はみなさん疑問に思うところだと思うのですが、理由は単純で一つは純粋に恩返し。

もうひとつは真のエフィラージュカットを使いこなせる美容師が増えないということは、社会的損失が非常に大きいと個人的に考えているからです。

美容師の技術はハンドメイドの仕事なので、宝石のように永久にこの世に残しておくということはできません。

なので譲渡するというより、伝承していくという行動が必要になっていきます。

譲渡なら一瞬で済むのですが、伝承となるとすぐにとはなりません。

何年もかけて伝え教えていくことになり、山田自身もまだまだ教わらなければいけないことがたくさんあります。

 

▼社会的損失。

 

エフィラージュカットが伝承されなくなったらなぜ社会的損失が大きのか?というと、やはりエフィラージュカットは髪質に対してのカットのアプローチ方法の引き出しが多いからです。

くせ毛に対してのアプローチ方法、直毛に対してのアプローチ方法、ボブのボリュームアプローチ、、、

さらにはモード性。

と言っても、これは日本のトレンドもあるので美容師なら誰でも追っていると思いますが、モードの捉え方、表現方法も日本人美容師は身につけなければいけない。

そういうのは普通に美容室のい勉強カリキュラムには入っていないところがほとんどだし、そもそも教えられる美容師なんてほぼいない。

このまま利益ばかりに目先を捉われている美容室で働いている、今の日本の美容師の未来なんかは容易に想像がつく。

それをどれだけ防げるか?はまったく分からないけど、エフィラージュカットの文化にはその予防薬の効果は十分に期待できる。

以上の点から考えても、お金を稼ぐ活動も大事なことかもしれないけど、文化を残す活動の方が価値が高いのでは無いか?と思い、加盟したわけであります。

今ブログを書きながら思ったのですが、文化を残す活動なのでこれは立派な文化維持活動なんだと自分に中でしっかり腹落ちしました☆

これからどういう風になるか?先は分かりませんが、とりあえず楽しむ!

そんな感じのご報告でございました♬