ブルーカットレンズの眼鏡をかけると目が疲れにくいのですが、普段眼鏡をかける習慣がないのでこめかみの圧迫という悩みが発生しているラパンアジールの山田です。
さて今日は自戒を込めながら、タイトルの通り内容です。
気付け薬にでもなれば幸いです。
▼競争させた方が身の程を知る。
「競争させた方が身の程を知る。」とあるミュージカル俳優の言葉。
教育においてすごく大事だなと思った。
他業種のことはあまり分からないけど、美容師は競争せず勘違いを起こしている人が多い業界なので、特にそう思った。
指名が多いからすごい!売上が高いからすごい!芸能人担当しているからすごい!などなど、まぁすごいと言えばすごいのだけど。。。
これが都内の激戦区で数字を叩き出しているのならすごいだろうし、海外から指名がかかる美容師なら最高だと思う。
けど、中身を見ると意外とそうではない。
よく言えば「自信」であるのは確かだし、悪く言えば「過信」になる。
でも、それくらいは結果出している人は皆わきまえていると思う。
タチが悪いのが、本当に結果を出していないのに勘違いしてしまっている層の美容師。
例えば、指名80人程度でアシスタントをこき使う店長クラスの美容師。
80名くらいならまずは一人でやれと。
他にも、技術力が無いのに練習をしない美容師とか。
スタイリストになって満足して、感じの良いお客さまに囲まれて満足し、ちょっと難しいオーダーを言われるとムッとするもしくは髪質のせいにする。。。
すべて自分の都合の良いようになっていないとストレスに耐えられない。
競争しなくなったからメンタルをストレス耐性を鍛えることをしなくなった。
そのことへの代償はなかなか気づけない。
身の程を知らない美容師が続々と独立をする昨今、結局行き着く先は技術の安売り合戦。
自分は違うと言ったところでクーポンサイトで集客しているのだから、安売りには変わらない。
作戦立てて、狙った単価で集客できているんだ!と言ったところでクーポン以外で集客できる技量がない。
▼それが今の美容業界の現状。
美容師って技術職なのにそこそこの技術で仕事することの罪深さは、もう少し認識しておかなきゃだよね。
競争原理に従って、切磋琢磨するから技術は向上していく。
切磋琢磨するから己の未熟さ、身の程を知ることができる。
自分はこれくらいでいいと思っているうちはプロになんかなれない。
努力しない理由を並べ、折り合いつけて挫折していくそんなのはプロの精神とは呼べない。
良きライバルがいる環境に身を置き、争うのではなく競争する。
そして身の程を知り、努力する。
最高の環境じゃないか?