戸隠神社に行ってきたので、少し哲学じみたことを書いてみます。

考察・思考

戸隠神社の都市伝説を知っているので、神社の奥がどうしても気になっちゃうので次転職するときは戸隠忍者になると決めたラパンアジールの山田です。

 

毎年GW明けは自分へのご褒美として、楽しいことやることにしていますので今年は長野へ旅行に行ってきました。

旅の楽しさを伝えるのも良いのですが、ここは僕のブログらしく哲学じみたことを書いていこうと思います☆

 

▼旅で感じること。

みなさん旅をする時に何を感じて過ごしていますか?

 

メインは善光寺のご開帳の拝観だったのですが、その前に戸隠神社へ行ってきました。

GW明けで人はまばらでしたが、皆さん何か思いがあって神社までのやや険しい道を登っていました。

親子で来てる方、友達同士、一人で来てる方もいらっしゃいました。

表情も明るい方もいれば、なんとなく暗い面持ちで登っている方もいて、それぞれの人生のタイミングでここに来ているのだなぁと感じました。

そんなことを考えながら歩いている参道の脇には、大きな杉の木が何本も生えています。

 

 

樹齢は分かりませんが、おそらく100年以上はそこにいるのではないか?と思わせる大きさです。

100年、、、( ̄▽ ̄)

人間は一瞬一瞬の出来事や、他人の言動に心が弾んだり沈んだりとたった数秒で気持ちが変化します。

だけど、この木たちはただただ太陽や風、雨などの自然に触れ大きくなっている。

植物だから感情なんて無いと言われればそれまでなんですが、山道を歩く人が自然を荒らしても何を言うわけでもなくただただ成長していっている。

どれだけの歳月を重ねたかは分かりませんが、その姿が自分の前にある杉の木。

人間はどうだろう。

少し環境が変わっただけでストレスを感じ、しまいには心まで枯らしてしまうこともある。

なんて弱い動物なんだろう、、、とつくづく感じてしまう一方で、杖をついて神社を目指しているご高齢の方もいらっしゃって強さを感じる場面もあった。

そういう姿を見せられて自分自身エネルギーが湧いた。

 

▼人間は不思議だ。

歳月なんてものは「今この瞬間」の積み重ねに過ぎないし、どのように積み重ねていけば自分の目指すべき場所に人生の歩みを進めることができるか?も分かってはいるはず。

なのに、できないことの方が多い。

こういう弱さと立ち向かう強さには個人的に葛藤を感じます。

戸隠神社の頂上に着く頃には雨具が必要なくらい、雨も降っていました。

この雨もどうやって捉えるかは本人次第です。

 

 

いま読んで見て皆さんはどう感じましたか?「雨が降って大変だったね。」と思った方もいるかもしれませんが、僕は浄化の雨だと思いました。

その場にいないと分からないことですが、雨が気持ちよかったんです。

折り畳み傘を持っていたので、ずぶ濡れにならなかったからそう思えたのかもしれませんが純粋に心地よい雨でした。

そして、こういう雨でも山道に生えている杉の木は動くことなく、何も言わず(言えないけど)ただそこに存在するのだなぁ、と。

人間が日常に受けるストレスなんてものは、地球の歴史に比べたらちっぽけなことだよなぁと、個人的に思う参拝でした☆