質問の「質」を見極める。

考察・思考

撮影用の背景布のシワが気になるので洗濯機で洗ったところ、泥水のように水が濁って絶句しているラパンアジールの山田です。

#新品だよね?
#買ったばかりだよ
#何回見ても濁ってるね

 

今日は質問の質を見極めるという内容でブログを書いてみようと思います。

日常でも使えるよう分かりやすく頑張って書いてみます!

 

▼とあるコミュニティにあるネット掲示板。

そこは美容室オーナーであればどんな内容でも書き込んでも良い空間になっている。(もちろん仕事以外の不適切な内容はNG)

でも、いまいち盛り上がりに欠けている。

自分が思うに理由は2つあって、ひとつは美容師のコミュニケーション能力不足問題。

一般の人は意外に思うかもしれませんけど、美容師はコミュ障多いです。

#接客能力とコミュニケーション能力は違う

掲示板が盛り上がらない、ふたつ目の理由は「質問が下手」です。

例えばこんなのがありました。

「YouTubeを始めようと思っているのですが、なかなか重い腰が上がらずにいます。YouTubeの内容はどのようなものがいいと思いますか?」(要約して書いてます)

この投稿を見て僕個人が思ったことは「どうせやらないでしょ?」でした。

重い腰が上がらない人がアドバイスを受けたところで行動なんかできません。

YouTubeをやろうと思っているだけです、実際にやりたい!というモチベーションじゃないので絶対にやらないと思います。

と、厳しい山田が顔を出しました(笑)

 

▼この質問の本性。

そして、ここが本題になのですが質問の内容です。

「YouTubeの内容はどのようなものがいいと思いますか?」

この質問に関して、アドバイスはできません。

「え?できるじゃん。」って思った方もいるかもしれませんが、それは他者理解が浅いです。

だって、相手が何に興味があってどんなことが得意で、どういう分野でYouTubeを進めていきたいのか?まったく分からない状態です。

なので、答えはいくらでも用意はできますが的を得た答えには辿り着きません。

以上のことから質問者さんの質問は質が悪いという印象を受けたわけです。

さらにここからは考察の範囲になってしまいますが、もう少し深掘りをするとそもそものところ質問者さんはYouTubeを始めたいわけではないとも伺えます。

本当のところは分かりませんが、質問の冒頭で「重い腰がなかなか上がらず」という前置きがあったことから想像すると「今行動できていない自分に焦りやストレスを感じている。だから、誰かに動け!と背中を押されたい。」というのがこの質問の本性なのかもしれないと思うのです。

質問の裏に隠れたことを敏感に察してあげること大事ですね。

ちなみにこの質問にはコメントがまったく集まっていませんでした。

僕も最初はアドバイスしてあげようかとも考えたのですが、自分の大切な時間を行動しない人にプレゼントしても意味がないのでやめておきました。

皆さんは質問の「質」って考えたことありますか?

質問や相談を受ける際にはぜひその質問の本質は何か?考えてみてくださいね☆