批判する脳からの脱出。

考察・思考

店舗を構えている建物が修繕工事中なのですが、この建物の所有者が僕だと勘違いされているメンバーさんがちらほらいるので、そのままなりすましておこうと思うラパンアジールの山田です。

#貸物件で営業しております。
#大家さんはすごく良い人

さて今日は、現在進めているプロジェクトから感じていることをベースに人生ってこういう部分が大事だよね。ってことを書いてみようと思います(^^)

 

▼3歩進んで、4歩下がる。

今、成功するかどうか分からないけど、とても大きなプロジェクトを進めていて約1年コツコツ準備しています。

何度も何度も練って練ってこねくり回して、ようやく完成したかと思ったら白紙に戻る、、、

こんなことを何度も繰り返しながらですが、面白いのが繰り返していくうちに見えているものが変化してきます。

一生懸命にやればやるほど視野が狭くなり、自分のやっていることを俯瞰して見れなくなる。

人には「俯瞰して見るといいよ。」とアドバイスはできるものの、自分自身ではやっているつもりが意外と俯瞰できていない。

そんなもんですよね(笑)

だから人からのアドバイスというのはすごく大切で、そのアドバイスというのはブラッシュアップを望むのであれば、多少の負荷がかかるものでも受け入れなければいけない。

自分が今進めているプロジェクトも第三者の意見を聞き、ハッ!とさせられて現在猛スピードで問題点を再構成中です。

 

▼議論と喧嘩。

話は少し変わりますが、最近YouTubeで政治系の動画を見ています。

僕は政治の場での議論のイメージはお互いの罵り合いをしているというイメージが強いのですが、そうじゃない政治家の方々もいることを知りました。

もちろんお互いの主張はしますし、相手の考えに意見も多々あります。

ですが、向いている方向が一緒だと議論が喧嘩にならないんですよね。

こういう議論の場を見ていると、美容師の世界ってどうだろ?と感じます。

コンテストなどの作品を見ていても「あれはダメだ、これはダメだ。」と批評する人が大半。

これは職業柄なのかもしれませんが、ある意味で批判癖がついてしまった業界なのかもしれません。

まぁ僕自身もそういう時期はありましたから、成長するためにみんなが通る道なんだと思っていますが(笑)

でも、多角的に物事を見れば批判心は抑えられます。

例えば、僕らの業界では店舗数を増やす経営者がクローズアップされることが多く、クリエイティブなことが好きな美容師の多くは「金儲け主義のやつだ、あんなのは美容師じゃない。」みたいに捉えます。

そういう気持ちももちろん分かりますが、

一方で違う視点で見れば「雇用を爆発的に生んでいる経営者。」ということも考えられます。

ドロップアウトした美容師、結果が出せなかった美容師の再雇用ということは、社会貢献の観点からしても大きな功績だといえると思います。

 

▼批判脳から脱する。

何事も多角的に見れば捉え方が変わってきますから、言われたことを受け入れない(批判、否定、拒否)のではなくしっかり聞くこと。

そして、他者の行動を批判することの自分の見識の甘さを自覚すること。(犯罪とか道徳に反することは批判する)

この辺はしっかりと抑えておくと、常に批判する癖のある脳みそに支配されないで済むと思います。

前にこんなことがあったのですが、

後輩「あいつスタイリストデビューして、なかなか指名がつかないみたいなんすよwww」

山田「え?それのよりお前まだデビューできてないじゃん??そんなこと言うんだったら、同期なんだし早くデビューして同じ土俵に立てば?」

後輩「、、、」

 

他にも、

同僚「前の職場の社長は大企業の経営者の本ばっかり自分の部屋に並べて、憧れてるんだかなんだか知らないけど、、もう少し自分の会社のこと考えろって思ったわ。」

山田「それって会社のこと良くしようと思って読んでる本じゃないの?ちなみに自分は年間で何冊くらい本を読んで勉強してるの?」

同僚「いや、、、」

 

自分の発言がどんなに愚かなことか?

気づけない人は気づけないんです。

そうならないためにも、自分自身を俯瞰し人の意見は聞く。

こういうことを意識して過ごしていくと、新しい発見がどんどん出てきます。

そんな感じで僕はコツコツと前に歩を進めています、皆さんも色々な悩みを抱えていると思いますが少しずつ前に進んでいきましょう☆